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成功へのレポート57

自己管理は個人であろうが、組織に属そうがまずは個人の自立・確立を前提にしました。

もう少し前に向けた自己のモチベーションアップの方法としては、自分を「褒める」ことがあります。
他人に対しても、特に部下に対してのモチベーションアップ方法に「褒める」ことが同じようにありました。人に対してはこの方法が最も強く意識付けを形成することになります。自己管理は縛り付けることでは本来無く、いかに気持を高めるための日々の生活環境でなければならないか。気持(モチベーション)を落とすことなどしないはずですが、人は気分で動きますし、気持の高まる時と、何となく落ち込むことも実際にあります。落ち込む自分はまずいです。

ではどうするかになりますが、私は自分が自分を褒めることを普段やっています。逆に言えば他人(特に上司や尊敬する人に褒めてもらえるといいのですが)が褒めてくれればベターなのですが、そのような人が身近にいないとします。また人が褒めてくれるのを待っている訳にいきませんので、自分で褒めることが先決です
自己意識を奮い立たせるために、特に帰り道で独り言を言っています。「自分って何て凄いんだろう」「今日も素晴らしい日が送れた」「今日の企画提案は自分らしい内容で満足を与えられた」「ひょっとして自分は天才かもしれないな」・・・。このように自分に語りかけて帰ってくるのです。人が聞いたらこの人おかしな人・何を独り言話しているのか、気持悪がられるかも知れませんが、声に出してみないと意味がないでしょう。声に出すからパワーも出るはずです。早朝起きて太陽に向かって声を出している人もおられます。

成功への意識付けはある種の演出を伴います。皆さんやっています、見えないところで努力しているのです。自己コントロールで褒めるテーマはテクニックの一つです。私はこれをやるだけで気分は高まります。もちろん一人一人が自分に合った方法を駆使すればいいでしょう。褒め方は別にしてまず褒められる自分をイメージの中で作ってしまうのです。錯覚が起こり、他人からもそのように思われている自分がいるようになります。

自分って偉いな、凄いな、素晴らしいな・・・思えるようになります。そのような素晴らしい自分が成功しないはずもないし、ましてや失敗などあり得ない。どんどん成功のイメージを自分で組み立てることがポイントです。自己暗示でもあります、思いが現実化することを仕掛けていくことです。成功を、実は作り出せると言われるのはこのことなのです。
この段階までは訓練です。繰り返し続けていくことで、数日で自分の変化に気付くようになります。

自己コントロールはそのような意味です。どうも人は他人からの評価を気にしますし、他人からの評価が高いと、モチベーションが上がります。その状態を自分自身から作ってしまうのです。自己管理は今の自分を確認する場面であり、自己コントロールは前に向ける・作り出す場面設定です。イメージコントロールで言えばどのような話しを聴き(講演)、どのような音楽を聴いているかでも違ってきます。モチベーションアップの生活環境の整備は人様々な工夫で行える対象です。

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